意味がわかると怖い話1428 「約束は守ってくださいね」
遠くからパトカーのサイレンが聞こえた。 「やっと警察がきたようですね」と探偵が言った。 あたしは、いましがた、その探偵にすべてを見抜かれ、命の尊さについて教えられた結果、潔く刑に服すことを約束したばかりだった。 やつらのせいで狂死した夫の復讐は、途中で潰えたが、なぜか清々しい気分だった。 「約束は守ってくださいね」 探偵がにっこりと微笑みかける。 「ええ、わかっています」...
View Article〈阪神タイガース〉ノーミン完封勝利!鳥谷4安打初打点でジャイ征伐!
ノーミン開幕戦は腰を痛めていたそう、 それがジャイは調子に乗って 「もはやノーミンも普通の投手、恐るるに足らず」 なんて抜かしよるんで、コテンパンに征伐出来て、胸がスッとした。 そして鳥谷が4安打、そして初打点! 日本のリプニツカヤはまだまだ、と言ってるけど、 これをきっかけに打ち出したら、ゴメスはまだ鍍金が剥がれないし、 マートンに至っては4打点くらいでは「普通」レベルになってるし、...
View Article《解説編》意味がわかると怖い話1428 「約束は守ってくださいね」
『約束』は二人の間に結ばれた契約ではなく 探偵ドラマの「お約束」を守れって事。 「お約束」だと、たいてい、探偵に追い詰められた犯人は、 ・最後まであがく犯人=探偵に襲い掛かって、逆に捕まる。 若しくは ・最後に回心する犯人=自殺する。 で、自殺すると、探偵が今更のように 「いけないっ。まさか毒を隠し持っていたなんて! ぼくのミスだ……」とか言って、カッコつける。 後者の「お約束」をしてね!って事。
View Article意味がわかると怖い話1429 「蓮コラ」
「蓮コラ」=要はブツブツだらけの見るだけで痒くなる絵である。 (中にはこれを好む作家もいる) 私の友人はこれが大嫌いで滑らかな「大理石」などツルツルしたものにしか 興味を示さない。 自分が風疹にかかったときにこういった状態になったことがトラウマになった。 友人はその後バイオ科学技術に進路を進めてさまざまなウィルスを治す薬を...
View Article《解説編》意味がわかると怖い話1429 「蓮コラ」
彼が見たのは自分の細胞。 身近なものがブツブツだったために絶えられなくなり「細胞を粉々にする 機械」を作って自らがその中に入ってしまった。 粉のようなもの=細胞の破片 ゼリー状のもの=原形質 奇妙な臭いのする液体=血液中の血しょうや細胞内の液胞から出た液体 つまり友人は自分の身体を細胞レベルでばらばらに分解してブツブツを 綺麗に消した・・・。勿論命まで。
View ArticlePR: 毎日の「移動」を「エコ」に!スマートムーブ-政府広報
CO2を減らすだけでなく、体を動かすことで健康や快適さにもつながる取組をご紹介! Ads by Trend Match
View Article意味がわかると怖い話1430 「未成年」
クラスのAは成績がよくスポーツ万能で「文武両道」タイプの男だが いやみな奴で弁当も野菜しか食わない、ご飯やパン、イモ類は全く摂らず 「ベジタリアンで素敵」とクラスの女子は黄色い声を上げるが俺たちにしてみれば 「スカシた奴」というイメージしかない。 そんな時Aをとっ捕まえてみんなで無理やり飯を食わせた、しばらくすると Aの様子がおかしい、まるで酒でも飲んでいるみたいに目が据わっているのだ。...
View Article造幣局桜の通り抜け貨幣セット2014
「造幣局桜の通り抜け」で名物「貨幣セット」1,850円を買って、千円札2枚出すと『350円ございませんか?お釣りの小銭が不足しております』って言われた。いやいやいやいや、絶対ウソやん!日本国中で、ここだけはその言い訳使われへんやん!もし万が一ホンマやったとしたら、頑張ってもっと鋳造しろよ!!
View Article《解説編》意味がわかると怖い話1430 「未成年」
Aは「酩酊症」という病気にかかっていた。 腸の中に狭窄(へこみ)が有り其処に炭水化物が入ると菌が分解してしまい 体内でアルコールを作り出してしまう。 語り手たちはAが飲酒をしたと思って退学を期待したが、自分たちが 飯を食べさせて「酩酊症」にしたことが発覚して退学になってしまった。 元ネタは「スーパードクターK」加奈高校編
View Article意味がわかると怖い話1431 「鍵」
その日、俺は学校が終わった後、カラオケに誘われ、帰りが遅くなっていた。 「鍵も持たずにいつまで遊んでるの? 帰るの夜中になるんだったら郵便受けに鍵入れておくから、母さんは寝ますからね」 お袋からメールが入った。 俺は母子家庭でお袋とは2人暮らしのため、特に気にされているみたいだ。 俺は気にも留めず、そのまま歌い続け、家に着いたのは夜中の1時を越えていた。...
View Article《解説編》意味がわかると怖い話1431 「鍵」
『帰るの夜中になるんだったら郵便受けに鍵入れておくから、母さんは寝ますからね』母親がマンションの一階の郵便受けに鍵を入れに行ってる間に、この間部屋は鍵が掛かっていない筈。(もうひとつ余分な合鍵を作っていない限り、ここで部屋の鍵を閉めてしまうと母親は部屋に入れない)よってこの間に強盗殺人犯は部屋に入り込んだ。部屋に戻って鍵閉めてリビングに行った時に襲われた。...
View Article意味がわかると怖い話1432 「うってつけ」
「助けて、殺される!」 男に担がれて小さな子供が泣き叫んでいるが誰も助けない。 「ああ、あそこに行くんだな」「俺もガキのころ泣いたよな」 みんなそう思っているだけだ。 「兄貴、いい場所見つけましたね」 「全くな、ここならガキが泣いても怪しまれないしな」 「いい臓器売買の通過点になりそうですね」 「ここの奴腕が悪かったから尚更だな、さてそのヤブを片付けるか」
View Article《解説編》意味がわかると怖い話1432 「うってつけ」
子供が泣き叫んでも周りの大人は「あそこに行くのが嫌で泣いている」 と勘違いをしている。 子供が行きたがらないのは「歯医者」か「耳鼻科」臓器売買の組織が、それを利用してある程度の期間拠点にして(あまり長居しているとさすがにばれてしまう)誘拐と思われない子供の連れ去りを実行している。 最後の言葉の『ヤブ』とはもちろんここの「ヤブ医者」邪魔なので殺される。
View Article