意味がわかると怖い話1596 「ラジコン」
「だからね、俺がコントローラーを持ってんだよ。で、俺がラジコンを操作するの。 前に進めってやれば前に進むし、後ろに動けってやればバックするでしょ。 ラジコンが勝手に動いてんじゃないんだよ。俺が動かしてんだよ。」 「それは分かるよ。」 「つまり、ラジコンにとってみれば、俺が神なわけよ。」 「じゃあ、お前の操作どおりに動かなくなったら?」 「踏み潰して破壊するね。だって、俺は神なんだから…」...
View Article《解説編》意味がわかると怖い話1596 「ラジコン」
「俺」は「彼女」の一方的なストーカーで、勝手にコントロールしてると思っている。『「で、彼女が君の意図しない行動に出た…と。」 』彼女に彼氏が出来たとかで、俺が彼女を殺した。
View Article意味がわかると怖い話1597 「扇風機」
最近、暑くて寝苦しい日が続いてるよな。 うちのアパートは古くてエアコンなんて豪勢なもんは付いてない。一人暮らしだしこれで充分と思ってたんだが、扇風機すらない環境だと二階の部屋はもはや蒸し器だ。 そんなことを会社で先輩に愚痴ってたら、なんと先輩が扇風機をくれると言う。どうやら新しい扇風機に買い換えるらしく、古い方をタダで恵んでもらった。...
View Article絵里さんからの手紙
こんなご丁寧なメールを頂いた。『今日はありがとうございました。今度、お食事でもどうですか?♪私、いいお店知ってるんで良かったら今日のお礼もしたいので都合がいい日あったら教えて下さい。...
View Article《解説編》意味がわかると怖い話1597 「扇風機」
『古い方をタダで恵んでもらった。 』古い扇風機のタイマーは残り時間ゼロで切れた後は、一度元に戻さないと、スイッチだけ押しても風は吹かない。『もう顔を洗う暇さえなく、着替えて速攻で家を出た。』『さっき帰ってきて、鍵を開けるなりすぐに扇風機くんの前へ。スイッチを押すと汗まみれの顔面に風が吹き付ける。』その作業を行っていない、と言う事は、語り手が留守の間に、部屋に誰かが入り込んで扇風機を点けていた。
View Article京都 「旬味旬彩 太一」
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View Article意味がわかると怖い話1599 「ライ麦」
生活の苦しい山村があった。 そこにある会社の男がやってきて「ライ麦を育てて欲しい」と話を村人に持ちかけた。 しかしこの山村作物が育ちにくく病気にかかりやすいのだが・・。 「大変だーーーーーー!」 案の定村で育てたライ麦が病気にかかった「麦角菌」だ。 ところがあの男はそのライ麦を高値で買い取った・・・。 村長は言った「それは病気で・・・」 「だからいいのですよ」...
View Article《解説編》意味がわかると怖い話1598 「終われない」
何もかも嫌になって、「人生を終わらせよう」と風呂場で自殺したのに、気づいたら死後の世界に居て『終われない』自殺した者は地獄へ落ちるのでますます辛い世界が待っている。
View Article《解説編》意味がわかると怖い話1599 「ライ麦」
「麦角菌」は麻薬の「LSD」の原料でもあり強烈な幻覚作用と中毒性を持つ。 1872年にポルトガル沖で、無人のまま漂流していたのを発見された船『メアリー・セレスト号』なぜ乗員が一人も乗っていなかったかは今もって分かっておらず、航海史上最大の謎とされるがその仮説として「船員が常食していたライ麦パン麦角菌が含まれていて、それが原因で幻覚を見て海に飛び込んで居なくなった」ってのもある。...
View Article意味がわかると怖い話1600 「悪霊」
最近俺の背中に血まみれの男が取り憑いた。顔がはがれて人相がわからない。 皆には見えない、俺にしか見えない。 霊能力者にも「悪霊は憑いていない」といわれたので俺の頭がおかしくなったのだろうか? そんな中大事な仕事で飛行機に乗る事になったがこの霊が実力行使で俺を金縛りで 押さえつけてきた。 振りほどけない!もうだめだ殺される!! と、飛行機の搭乗時間が過ぎたとき体が軽くなり動けるようになった。...
View Article《解説編》意味がわかると怖い話1600 「悪霊」
とり憑いた霊は飛行機に乗った未来の自分。つまり飛行機が墜落して、『血まみれ』『顔がはがれて人相がわからない』 だから『悪霊は憑いていない』(自分の霊だから)『霊が実力行使で俺を金縛りで...
View Article意味がわかると怖い話1601 「ブラックコーヒー」
友「何イライラしているのよ、そういう時は甘いものがいいのよ」 私「要らない!コーヒーはいつもブラックだし」 イライラしているのにはわけがある。あのノータリン女のPのことだ! 気に入らないとギャアギャアわめいてすぐに当り散らすし少しでも注意すれば 「アタシが死ねばいいと思っているんだ」と泣き喚く。 そんなPがとうとう私の怒りに火をつけた。 親友のLを階段から突き飛ばして重症を負わせたのだ・・・。...
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