このコピペは解釈に諸説あって未だに結論に至っていない。
キーポイントとして
・四人なのに六千円払っている→一人は幽霊か?
・四人が「死人」とかかっている→竹田は死人の視線を怖がっている。
解釈1
身近に潜む恐怖、それに気づかない恐怖を表現した文章。
・出る=幽霊とは限らない。
→肝試しで死人(殺人鬼)が出る廃屋。
・霊を信じない竹田のとっておきの「怖い話」
→現実の怖い話。
・気づいてて、知らないふりをしてる
→四人の中に殺人鬼がいる事を知ってるんだろう?
・おまえらの視線が怖い
→面白がってこのVTRをお前らが見ることになるのかと思うと怖い。
・賭けはおれの負け、六千円払う
→犯人が来た、おれは朝を待たず逃げる、だから六千円払う。
だが犯人が来なければおれは逃げずに済んだ、そいつからは二千円貰う。
・おれたちに金を払うことはなかった
→“おれたち四人”ではないので
金を払ってもらえず、竹田があの夜に失踪したと思っているのは四人ではなく三人。
残りの一人は真実を知っている。
・いまでもたまに、おれたち四人は竹田の残した映像を見る
→竹田がいなくなってもおれたちは四人で過ごす事がある。
竹田が何を怖がっているのか理解できない(真実を知らずにいる)。
解釈2
幽霊が人間を怖がっている、という笑い話?
・竹田は自分が幽霊である事を本当は四人に気づかれてると思っている。
・竹田は幽霊である自分をみえている四人が怖い。
・賭けに負けた(もう逃げ出したい)
→そろそろ成仏したい。
・三途の川を渡るので、六千円ではなく六文銭払うと言った。(・・・何時代の話やねんっ!)
・四人にとって竹田は普通に仲間で幽霊とは思っていない。その感覚のズレが面白い。
解釈3
本当は意味は無い、意味を考えさせるのが狙いの文章。
↧
《解説編》意味がわかると怖いコピペ733 「失踪した竹田」
↧