過去2回の大会と違い、
第3回は初めてIBAF(国際野球連盟)が
「野球世界一決定戦」として公認した大会であった。
一部の聞きかじりの知ったかぶりのおっさん達が
「WBCなんてメジャーが勝手にやってるだけ
サッカーW杯と違って何の権威も無い」
と抜かしていたが、少なくともそれは制度的には過去の情報。
今までの野球W杯のも廃止されて
真の「野球世界一決定戦」となった最初の大会だけに優勝したかった。
メジャー組がいない、国内組オンリーの
侍ジャパン2013
は目玉選手が居ないとはいえ決して過去の侍ジャパンに劣るものではなかった。
やはりその差は監督「山本浩二」だったか。
実質上指揮をとっているのは立浪や梨田であるのはベンチを見ていれば素人でも判る。
ただそれではカリスマ性の皆無である山本浩二では
「監督は責任を取る為だけの存在」という「真弓課長」方式であり、
決して成功しない事は我が阪神タイガースが実証している。
代表監督は有能な人物か、
若し実務をコーチに丸投げする単なる「神輿」であるなら、それなり格のある人、
阿部から「浩二さんを男にしたい」と
選手から下の名前にさん付けで呼ばれるようなレベルのチョロイ格では神輿は務まらない。
阿部が「茂雄さん」とか「貞治さん」と呼ぶか?
『康介さんを手ぶらで帰らせるわけにいかない』と言った松田は後輩であっても同僚である。
誰もやり手が無いので「人柄だけで」選んだツケが準決勝で出た。
WBCの中間年にIBAF主催の「IBAFプレミア12」が開催される事、
選手会側からの金銭要求の増大によって侍ジャパンの常設軍化は既定路線。
当然、山本浩二は今回限りとして、
次期日本代表監督は過去の名声に捉われず、
中長期的な戦略を睨んだ真の実力者とじっくりと選んで頂きたい。
とにもかくにも侍ジャパン2013、お疲れ様!