あの場面、考えられるのが
1.内川がサインを勘違いしてた。
2.井端がサインを見落とした。
3.中途半端なサインだった
4.2塁走者がスタート切ったら1塁走者も走る決め事だったので、
井端を見て内川もスタート切ったんだけど、井端が止まってしまった。
試合後の監督インタビューで広報担当の山本浩二さんが
「ダブルスチールを行ってもいいというサインだった」
と言ってるが単独ならともかく、
そんなテキトーなサインダブルスチールでは有得ない。
勿論、これは誰かを庇っているのである。
「浩二さん」が名目上は侍ジャパンの監督に納まっている
その最大、いや唯一の理由は「人柄」
こんな時に責任を被る為だけである。
四番阿部の場面だから「1.内川が勘違いした」かな~と言われてるけど
これも糸井じゃあるまいし。
そうなると
「4.2塁走者がスタート切ったら1塁走者も走る決め事だったので、
井端を見て内川もスタート切ったんだけど、井端が止まってしまった。」
かなあ~と思う。
勿論、井端も内川も責める気は毛頭ない。
WBCをずっと見てきた侍ジャパンサポーターなら
内川が怪我を厭わず、観客席へ飛び込んでファールフライを捕ろうとした姿が目に焼きついている筈。
「浩二さん」が本当に庇っている相手は
実質的に指揮を執っていた立浪なのかなあ、と感じた。
ダブルスチールの決り事をもって徹底すべきだった、
この件で問題があるとしたら、この点に関するベンチだ。
2013侍ジャパンには
「クイックで1.4秒以上かかる投手なら隙あらば走る」
との方針であって、台湾戦での鳥谷の盗塁もこれに基づいたもの。
ただ、ダブルスチールの関してはランナー間の決り事が徹底出来なかった、
ましてや普段は敵同士、更にはセパに分かれた井端と内川だし。
結論としては
「しゃーない」って事か。
これが山本浩二って男の存在感なのかな?と初めて感じた。
彼の思惑通り、内川も井端を非難する声は皆無、立浪に関してもそう。
白々しく「男気」を見せて責任を負う姿は一見かっちょ良いけど、
本当は山本浩二のように、結果的に自分に全て非難が集まるように動くのが
「大人の世界」なのかも知れない、いやホンマ知らんけど。