人間の体内時計が約25時間周期ってのは事実。
但し、火星の自転周期は正確には
24時間37分23秒
だから、人類は火星から移住してきた?
て仮説を立てる大前提からして間違い。
人類を含むほ乳類の体内時計は脳内の一番奥にある
「視交叉上核」と呼ばれる一対の器官にメインクロック(中枢時計)があると考えられている
実際に、この器官にダメージを受けた動物は24時間のリズムを失ってしまう。
ところが、この24時間のリズムは「視交叉上核」のみならず、
目、心臓、肺などの末梢器官の細胞にも見られる。
つまり、全身にサブクロックがあるわけ。
だから、朝カーテンを開けて日光を浴びて
体内時計をリセットしなさい、って言われてるんですな。
そう体内時計は日光等ちょっとした事で直ぐにリセットされ
日常生活を送る上で、徐々に時差がたまるようなことは無い。
ただ、体内時計25時間と言っても全員ぴったり25時間という訳ではなく
人によって多少の差がある。
若し、これで24時間±に体内時計を設定すると
若干短い人は、太陽の光を浴びる前に目覚めてしまう。
つまりリセットする為には、24時間以上である事が必要。
よって余裕を持たせて体内時計は25時間。
これなら全員必ずリセット出来るって事ですな。
以上が人間の体内時計が25時間である理由。
火星や、過去の地球周期とは何ら関係が無い。
だいたい地球の自転周期だって月の影響で徐々に遅くなっており、
昔の方が1日の時間は短かったのだ。