廃校になったある小学校にある大きな鏡を深夜2時ちょうどに見ると怪奇現象が起きるという話を聞き、夏に友人三人と早速行ってみた。
その学校は山奥にある木造の学校の校舎でいかにも廃校という感じだった。
玄関を入るとホコリっぽい匂いが鼻にツンときた。例の鏡は玄関の突き当たりん右に行くとすぐそこにあった。
もうすぐ2時になる、蒸し暑いなか三人とも固唾をのんで鏡を見守った。
2時になった!!…だが、特に変化はなく、長袖の三馬鹿がこちらをじっと見ているだけだった。
遂に五分が経過し、これ以上見ても無駄と思い、三人で大したことないな、と笑いながら校舎を後にした。ふと、友人たちの服装を見て、蒼くなって動けなくなってしまった・・・。
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意味がわかると怖い話1573 「小学校の鏡」
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