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Channel: こちら、きっどさん行政書士事務所です!
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スマステで言ってた「残暑伺い」「暑中伺い」って出した事も、貰った事もございません。

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今、スマステで
「『残暑見舞い』は目上の人には失礼『残暑伺い』が正しい」
と言っていた。

きっどさんもこのマナーについては聞いたことがある。


目上の方に対して「見舞う」というのは、見舞う方が優位に立つことになり、失礼にあたる。

って事なんだけど、きっどさんこれまで半世紀に渡る半生において
「暑中お伺い申し上げます」も
「残暑お伺い申し上げます」も
出した事は勿論、貰った事すら一度も無い。

だいたい「暑中お伺い申し上げます」では日本語としておかしい。
いったい何を「お伺い」してるのだ?
このままストレートに解釈すると「暑中」をお伺いしてる事となる、
つまり「暑いですか~?」って伺ってるだけ?
目上に「お見舞い」は失礼なんだから。

ただただ「暑いですか~?」って訊かれてもなあ
「元気ですかーっ?!」の亜流か?
「もううるさいわ!」て怒られそう。
若し本当に「暑いですか~?」ってハガキ来たら
「なんじゃこいつ?」「何が言いたいねん」と訝しがるのみ。
返事を書かないと行けないとしたら
「うん暑いわ」と書くんか??

これは
「暑中(御機嫌)お伺い申し上げます」
の意味で(御機嫌)を省略してるのか?
いやいや目上の人に省略こそ失礼やろ?
「ちわー」って挨拶してるようなもんやで。

それよりスマステ内できっどさんが気になったのが残暑見舞いの挨拶文
「季節の上では立秋も過ぎましたのに」
てな表現だったと思うけど、

暦の上の「秋」とは暑さのピークから徐々に涼しくなって行く過程。
だから二十四節気の「立秋」ってのは暑さのピークの直後の事で
「もう秋でっせ、涼しいでっせ」って意味じゃない、
いやむしろ「立秋の前後が一番暑い」って事となる。
実際「立秋」の前の二十四節気は「大暑」とみるからに暑苦しい。

だからスマステや、よく残暑見舞いの文例、またニュースでの決まり文句となってる
「暦の上では秋だと言うのに」と言うのは大間違い。
こんな文章で残暑見舞いでも残暑伺いでもだしたら、そっちの方が
「私、暦の事理解してませんねん」と白状してるようなもの。
日本人なら日本古来の伝統を、
あっ、二十四節気って中国から来たもんやった!


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