あの「半沢直樹」の作者、池井戸潤の直木賞受賞作品がやっとこ文庫本化!
きっどさん、読書は基本的に電車の中、そしてお風呂の中なので、
単行本は価格的な問題以上に「腱鞘炎なるわ!」なのである。
内容は下町の中小企業が宇宙ロケットの部品を作り、
結論は「やっぱり日本の原点はモノ作り、品質の良いモノを誠実に作る者が勝利する」
と言う「よくある話」なんだけど、
ストーリー、設定はさすが池井戸潤、ドラマチックで面白い!
いきなり特許侵害で一部上場企業から訴えられる話から、
反対にバルブの特許をきっかけに国策宇宙ロケットの部品納入へ、
という「ロマン」へ向かうんだけど、そう単純ではない。
社長=株主つまり「会社はオレの物」という典型的な中小企業なんだけど
「ロマンを追いたい」技術屋社長と、「経営を安定させたい」営業サイドとの対立があったり、
(営業畑としては、先は読めてても、ついつい営業部隊へ感情移入してしまう)
畑違いの顧問弁護士がしゃしゃり出てえらい目に遭いかけたり、
(士業としては耳が痛い)
そして、池井戸潤恒例の「晴れの日に傘を貸し、雨の日に傘を取り上げる」大手銀行、
(反面ベンチャーキャピタルを持ち上げ過ぎ)
そんな中で一番格好良いのが、その銀行から出向して来ている経理担当の「トノ」
最初は「所詮銀行から来た腰かけ」と思われてたのが、最終的に美味しいとこ全部持っていっちゃてるし。
これでWOWOWのドラマWを録画してたのをやっと観られるなー。
えっ、トノは小市慢太郎?なんかちゃうなぁ。
きっどさん、読書は基本的に電車の中、そしてお風呂の中なので、
単行本は価格的な問題以上に「腱鞘炎なるわ!」なのである。
内容は下町の中小企業が宇宙ロケットの部品を作り、
結論は「やっぱり日本の原点はモノ作り、品質の良いモノを誠実に作る者が勝利する」
と言う「よくある話」なんだけど、
ストーリー、設定はさすが池井戸潤、ドラマチックで面白い!
いきなり特許侵害で一部上場企業から訴えられる話から、
反対にバルブの特許をきっかけに国策宇宙ロケットの部品納入へ、
という「ロマン」へ向かうんだけど、そう単純ではない。
社長=株主つまり「会社はオレの物」という典型的な中小企業なんだけど
「ロマンを追いたい」技術屋社長と、「経営を安定させたい」営業サイドとの対立があったり、
(営業畑としては、先は読めてても、ついつい営業部隊へ感情移入してしまう)
畑違いの顧問弁護士がしゃしゃり出てえらい目に遭いかけたり、
(士業としては耳が痛い)
そして、池井戸潤恒例の「晴れの日に傘を貸し、雨の日に傘を取り上げる」大手銀行、
(反面ベンチャーキャピタルを持ち上げ過ぎ)
そんな中で一番格好良いのが、その銀行から出向して来ている経理担当の「トノ」
最初は「所詮銀行から来た腰かけ」と思われてたのが、最終的に美味しいとこ全部持っていっちゃてるし。
これでWOWOWのドラマWを録画してたのをやっと観られるなー。
えっ、トノは小市慢太郎?なんかちゃうなぁ。