$ 0 0 語り手の超能力は 語り手が「死ね」と思った相手が死ぬのではなく 語り手の事を「死ね」と思った相手が死ぬのである。 自己防衛能力という点ではこちらのSPECの方が合理的である。 ただ語り手はかなり人にイラっとさせる、嫌われるタイプの人間のようだ。 語り手自身が「死ね」と思うと同時に、いや高校以降では一方的に 「死ね」と思われている。 最後には両親でさえも 「こんな子供を産まなければ良かった」 と思わせ、死んでしまった。