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《解説編》意味がわかると怖い話1029 「綺麗な北斗七星」 怪談「累ヶ淵」より

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「累(かさね)」とは
江戸時代の仮名草子本『死霊解脱物語聞書』に出てくる
実話とされる物語。

『百姓・与右衛門(よえもん)と、その後妻・お杉の夫婦があった。お杉の連れ子である娘・助(すけ)は生まれつき顔が醜く、足が不自由であったため、与右衛門は助を嫌っていた。そして助が邪魔になった与右衛門は、助を川に投げ捨てて殺してしまう。あくる年に与右衛門とお杉は女児をもうけ、累(るい)と名づけるが、累は助に生き写しであったことから助の祟りと村人は噂し、「助がかさねて生まれてきたのだ」と「るい」ではなく「かさね」と呼ばれた。』

で詳しくは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%AF%E3%83%B6%E6%B7%B5

その後、歌舞伎や怪談、昭和に入って映画かもされている。

『北斗七星の下にある星』
とは死兆星
『「あれは全てがうまくいく素敵な星だよ」』
とは語り手によって「うまくいく星」であるという事で、
つまりお腹に子供がいる彼女が疎ましくなって殺して
半年後別の女性と結婚しているのである。
しかし、そこで生まれた子供は、お腹の中に居た子がとり憑いている、って事ですな。


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