意味がわかると怖い話988 「淡々と生き延びよう」
奈良・若草山山焼き 平成25年(2013)は1月26日18時点火!
梶田組 新年会 のりを
《解説編》意味がわかると怖い話988 「淡々と生き延びよう」
意味がわかると怖い話989 「たった一人の愛娘」
今日も愛する妻が台所に立つキッチンからは実においしそうな匂いがする。
そして今日も私はいつもと同じくらいの時間に時計を見上げた。
たった一人の愛娘の帰りが、遅い。
私は今日も娘を探しに腰を上げた。
「ちょっとあの子を探してくるよ」
「あなた、それなら私も行きますからちょっとまってくださいね」
忙しそうに食事を作っていた妻が、今日も私の後を追ってくる。
私たちはとりあえず近所の公園を見に行った。
するとブランコの辺りに、案の定娘がいた。
「こんなところにいたのかい。さあ、早く帰らないと夕飯が冷めてしまうよ」
娘は頷いてから私におんぶをせがむ。言われたとおりに背を貸す。本当に可愛い娘だ。
しかし今日に限って、妻が少しだけ不自然な表情を見せている。
「どうしたんだい」と尋ねてみると、彼女は困ったように笑いながら私に語りかけた。
「あなた……その子、娘じゃありませんよ」
桜宮高校在校生は何故「体育科入試中止」に対して絶対反対!なのか?
橋下徹将軍さまの一連の行動は、
今回の事件を奇貨として市長が教育行政を牛耳ろう、
それが目的である事は明白。
その為には、自らが人生訓であった「体罰OK」の旗印を意図も簡単に下ろして
「あらゆる体罰の否定」という正反対の論調への宗旨替えも厭わない
元々「似非右翼」であるのは周知の事実だし。
本来は国政での党務が忙しくて、大阪市政なんかに係わっているお時間なんて無い、我等が将軍さまであるんだけど、
今は日本維新の会で露出するよりも、
全国的に注目される「桜宮問題」に首をつっこむ方が遥かにアピールが出来
延いては国政選挙への集票に繋がる、との理解である。
だから「桜宮高校体育科入試中止」の要請(強制)の目的は
決して、桜宮高校の生徒や、受験生の事を考えての結論で無い事は明白。
ただ動機がどうであろうと、
出した結論が正しいか?間違っているか?
はまた別問題。
で、きっどさんの感想は
正直「ようわからんようになってきた」
在校生有志が異例の記者会見を行ったかと思ったら、
同校の生徒と見られる人物が、ツイッターで橋下徹将軍さまに対し
「ええ加減にせぇ」「部落民がいきんな」などと投稿していたことが明らかになったり、
さらにこの人物を含む複数の生徒がツイッターで飲酒や喫煙を告白していたことも分かったり。
なんやねん?!
裏でいろんな集団が蠢いてる感じがプンプンするし。
それが教師なのか、人権派弁護士集団なのか、OBなのか、しらんけど。
でもきっどさんが疑問なのは、
これから体育科を受験しようとしていた受験生が、
直前になって体育科入試が無くなるのは困る、と騒ぐのは判る。
でも今回一番騒いでるのは在校生達である。
なんで??学校が無くなるのならともかく。
しかも体育科は入試が無くなるだけで、
(現時点では)体育科自体が無くなるわけではない。
桜宮高校 偏差値
体育科 54
スポーツ健康科 54
普通科 48
つまり普通科オンリーとなると、学校のランクが下がるのを懸念してるのか?
実際24年度の入試競争率
体育科 1.81
スポーツ健康科 1.93
普通科 1.08
かなり大きな開きがある。
これは実は受験生にとっても有利に働くんとちゃうんかなあ~。
結果的に入学後のカリキュラムが変わらなければ
体育科志望の受験生の合格確率が上がる事とならない??
暴力教師に対して抗議することさえ出来なかった在校生が、
何故このような勇気ある行動を執る事が出来ているのか?
「自殺」という悲しい事件をきっかけに立ち上がったのか?
それとも、、、
本音のところをじっくり聞いてみたいね。
《解説編》意味がわかると怖い話989 「たった一人の愛娘」
意味がわかると怖い話990 「充電するのを忘れた携帯」
目の前に人が倒れていた。
すぐに救急車を呼ぼうとしてポケットの中の携帯を取り出した。
充電してなかったことを思い出して慌てて開いてみると、
まだギリギリ電池は残っていた。
迅速に通報出来たおかげで彼は助かった。
五年程経ってまた似たような状況になったのだが、
その時も俺が問題なく行動出来たおかげで命は救われた。
また数年経って同じ状況が訪れたわけだが、
相変わらず充電するのを忘れた携帯を取り出そうとすると、
目の前の男がこんなことを言った。
「救急車を呼ばないでくれ。頼む。」
何を言っているのか。そんなことをしたら死んでしまうではないか。
怒った俺は言い返した。
「生きるんだ。お前は生きなくちゃならない。死んではだめだ。」
涙する彼を横目に、俺は救急車を呼び、また命が救われた。
あれから十五年。
久しぶりに訪れたこの町は随分と様子が変わったが、人はあまり変わらないようだ。
俺は出掛ける準備を終え、
前の晩から充電器に挿したままにしておいた携帯を握りしめ、
夕暮れの町に歩いて行った。
《解説編》意味がわかると怖い話990 「充電するのを忘れた携帯」
意味がわかると怖い話991 「彼女の傘」
彼が店を出ると、雨が降り始めていた。
傘立てから自分の傘を取り、通りへと出る。
しばらく歩いていると、後ろから誰かが追いかけてきて彼に言った。
「あの!・・・そ、それ私の傘です!」
振り返ると、そこには女性が濡れながら立っている。
どうやら傘を間違えて持ってきてしまったようだ。
彼は素直に謝り彼女に傘を返すと、雨の道を濡れながら歩いた。
そして家に着いた彼は彼女に別れを告げ、素早く部屋に入りシャワーを浴びた。
服も体も濡れてしまっていたので早く体を温めたかったのだ。
処理しなければならない仕事も残っているが、夜にする事にしよう。
シャワーから出て体を拭き髪を乾かした彼は、身支度を整え家を出た。
まだ雨が降っている。
彼は自分の物になった傘を差すと、家路へと急いだ。
東風吹かば、、
《解説編》意味がわかると怖い話991 「彼女の傘」
意味がわかると怖い話992 「約束したじゃない」
夜の鶴橋卸売市場
「山口組動乱!2008~2011 司忍六代目組長復帰と紳助事件」 溝口敦著
この前の「実録小説 神戸芸能社」
が古き山口組をノスタルジックに美化して描いたヨイショ作品なら、
こちらは反社会モノではお馴染みの溝口敦が書いたレポート。
日本最大の暴力団・山口組の実権が名古屋へ
「警察と決して馴れ合わない」弘道会へ移り
共存共栄が叶わなくなった「裏切られた」警察側が今必死に
「山口組壊滅」へ走っている。
そんな中で起こった島田紳助引退騒動
って話なんだけど、この本の改訂版が書かれた2011年12月から更に事態は進んでいる。
関東連合に代表するような「半グレ」軍団が肩で風切って繁華街を歩くようになり
警察の締め付けが強い暴力団が小さくなりつつある。
そしてやっと「フラワー事件」をきっかけに
その存在が経営にプラスにならないと判断した警察がやっと摘発に乗り出した。
そう言えば「半グレ」って言葉を使い出したのが
著者の溝口敦、その方だったっけ。
若草山山焼き2013 in 平城宮跡
昨年もデジイチいおすくんを伴って
奈良・若草山山焼きの撮影にチャレンジしたものの、
接近し過ぎて、殆ど山火事だった。
よって今年は平城宮跡に陣取って、
手持ちでは無く
三脚SLIK F740とレリーズを用意して堂々挑む事となった。
パンフに載ってるような山焼きと花火の共演は、実は時間的に有り得ない、あれは多重露光だ。
三脚買っていきなりそんな高度な技は無理だから、
きっどさんはソフトを使って合成する裏技を使ってやろうと思う。
さぁ、イザ!
が18時過ぎても一向に花火さえ上がらない。
平城宮跡は基本広っぱの上に、折からの強風、
死ぬほど寒い!体感温度はルリ渓より低く感じた。
しかも、花火が思ったより大きさがバラバラ、アングル、いや望遠さえ定まらない。
ピントも「マニュアルで無限大」と思ったら大間違い。
あ~甘かった!
事前準備が足らなさ過ぎた!
だいたい三脚とレリーズ買ったん昨日晩やし。
言うてる間に寒さで、ぼぉ~としてきた、
寝るなーっきっどさん!寝たら死んでしまうぞ!
これはスマホで撮った、
太極殿と満月と若草山山焼きね。
デジイチではどれだけ撮れてるやろ~?
鳩山由紀夫・元首相の訪中「尖閣・係争地」発言は日本にどんなデメリットをもたらすというのか?
鳩山由紀夫元首相がのこのこ中国にまで行って
「日本政府は日中間に領土論争はないと言っているが、歴史を見るなら論争はある」
と発言したり、
南京大虐殺記念館に足を運んで
「日本の戦争犯罪を謝罪した」との行動をとった事について、日本国内では
「国賊だ!」更には「外患誘致罪を適用せよ!」とがなる元警察官僚まで。
ではお尋ねしたい、
「それで日本にどんなデメリットをもたらしたの??」
『日本外交が弱腰との印象を中国に与えた?』
中国指導部もアホやないんやから、
鳩山発言が日本政府や、日本世論を代弁していない事は百も承知。
いや彼が民主党内でも浮いている存在である事も判っての事である。
では
『中国から後々「オタクの元総理が尖閣諸島について認めたではないか」と迫られる?』
それこそ、中国指導部は鳩山が今や何の権力も持っていない事は重々理解している。
鳩山からどんな発言を引き出そうと言質を取った事になるなんて甘い考えを持っていない。
実際、この鳩山発言を受けて何か日本政府に要求して来たか?
中国政府の目的はズバリ
「行き過ぎた中国国内の反日感情を抑える為」に尽きる。
中央政府批判をかわす為に自らの手で火をつけた反日感情ではあるが、
さすがに経済へ与える悪影響に耐え切れず、今度は自らの手で火消しに走っているのである。
2012年の中国の経済成長率は7.8%まで減速した。
しかもかなりの水増しがあり、実際はもっと危うい状態だと。
最高指導者が習近平総書記に変わった事で、日中関係の修復に舵を切った
その中国国内対策の一環として、今回の鳩山訪中を利用したと。
中国との関係修復は、日本にとっては更に急がれる事である。
平成24年の日本の貿易収支は6兆9273億円の赤字であり、これは
第2次石油危機で原油価格の高騰が響いた昭和55年の2兆6129億円を大きく上回る過去最大の赤字幅であり、
この傾向は本年も変わらない。
原因として、原発停止と原油価格高騰が大きいのであるが
更に拍車をかけているのが対中の輸出が激減している事である。
目先は円安材料になる貿易収支の赤字であるが
中期的に日本経済は間違いなく壊滅へと向かうシグナルである。
我が国も政権が変わった、
日中、そろそろ手打ちの時期である。
そう考えるとひょっとして
「鳩山由紀夫は安倍総理の隠れ特使だったのではないか?」
とさえ考えられる。
勿論、真正面から鳩山由紀夫に「中国行って!」と依頼したとは思えないが、
どこかのルートから、お馬鹿な癖に名声欲だけは抜けない由紀夫ちゃんに
「貴方の力で日中関係を改善したら、再び首相の目も!いやノーベル平和賞なんて可能性も!」
てな甘言で焚き付けたのかも知れない。
それ程、今回の一連の行動、
自民党と日本政府にとってメリットこそあれ、デメリットは皆無。
打撃をこうむったのは民主党であり、これは相対的に自民党のメリットとなる。
なんて推察していたところへ、今度は
公明党の山口那津男代表が正真正銘の特使として訪中し
習近平総書記へ安倍首相の親書を手渡した。
これなんぞ、若し直前に一連の鳩山の行動がなければ
安倍政権は極右の連中から「心変わりしたか?」と大きな非難を受けた事であろう。
山口代表が訪中前、香港のテレビ局に対し「将来の知恵に任せることは一つの賢明な判断だ」
との発言、これもひとつのサインである。
政治と言うのはこんな風に互いにサインを出し合い、
着地点を探り合う。
そんな時にいつも邪魔するのが国内のナショナリズムである。
しかし、内政において支持率を高める一番手っ取り早い方法もまた
国内のナショナリズムを高揚させる事。
中国共産党も、安倍晋三もこの総選挙でフルに利用した。
ただ外交の足かせもまた国内のナショナリズム、
正に諸刃の剣である。
《解説編》意味がわかると怖い話992 「約束したじゃない」
意味がわかると怖い話993 「住まいは電子にです」
朝礼が始まった。
「創業80年目の今年、我が社はオール電化住宅の販売に取り組み昨今の不況のあおりを跳ね退けましょうね」
この社長なかなかのやり手で、見た目温厚、性格は物腰柔らかくお茶目な所もあるけど、一代で財を築いてきた立派な叩き上げ。侮れない。
そろそろ引退して旅に行きたいとか言ってるけども、何だかんだで今月3件も契約取ってるし。まぁ比べて俺なんか3ヶ月0件・・・ため息ばかりだ。
そう言えば、昨日社長が言ってたのって今日の朝礼への伏線だったのかw
「一昨日皆さんの自宅に手紙を送らせてもらいました。ちょっと照れくさくて口では言えないので・・・まぁ色々ありますが。これからも私をよろしくお願いしますね」
全社員に届いたのは、押し花のついた立派な封筒。中には和紙の便箋が一枚で、そこには読みづらいが達筆だと分かる一文
(住まいは電子にです)
大げさだけど洒落た演出と朝礼後には大好評w社長俺らはずっと着いてきますよ!
平成25年(2013)奈良・若草山山焼き in 平城宮跡 画像
これは平城宮跡から撮影、
手前は太極殿ですな。
花火と、山焼きの共演~!
って、そうさ!合成さ!
だいたい、先に花火が上がった後に若草山に火が点けられるので
こんな画像は物理的に不可能なのさ!
上級者の方は多重撮影されるんですな。
花火が上がったと同時にバブル設定のカメラをレリーズでシャッターを開けっ放しにする。
でもそれでは画面が真っ白になってしまうので
レンズに黒い煙幕を被せて3分毎に数秒外すの作業の繰り返し。
でもこれでは、一回の山焼きで撮れる写真はたった一枚、
余りにリスクが高すぎるので、最近では何度もシャッターを押し
後でソフトを使って重ねていく、との方法を取る方が多い。
だから実際はこんな感じ、
きっどさんの場合はさらにズルしてる、
完全なる合成写真である。
ただ、ピント合わせでさえメタメタ難しい。
単純に無限大にしたら合ってないんですな。
だからどんだけピンボケ写真撮ってるか?
しかも「いったい何秒開ける」の判断も微妙で
F5.6、ISO200なら3秒は開け過ぎた。
本当は目るのが一番綺麗やった!
ただ風が強くて寒い!寒い!
体感気温は、あのルリ渓より低かったかも。
さすがのきっどさんが途中で退散したもんね。
お月さんも綺麗やし、まだまだ山焼きは続いていたので
(風の影響か?点火が15分程遅れていたし)
本当は三脚から下ろして手持ちでパシパシ撮りたかったんだけど
余りの寒さにさすがのきっどさんも限界、早々に退散した。
今回だいぶ学習出来た!
もっと万全の防寒&事前ロケハン充分備えて
来年こそ再びのリベンジだ!!