今夜は指定席の「四番レフト」に座って
渾身のフルスイングで三振して、
いつものようにヒットを打って、おまけで盗塁までして、
最後のウイニングボールをそのグラブに納めて
21年間のプロ野球生活に終止符を打った。
金本知憲選手、本当にお疲れ様でした、
いや福本さんの言うとおり、この言葉は失礼なのかも知れない。
若し3年前、いや2年前にバットを置いていたら
きっどさんの方が年上だけど、きっと今でも「アニキ」と呼んでいただろう。
若しあの俊介への一言がなければ、林威助への一連の差別的発言がなければ
今でも金本選手の事をリスペクトし続けていただろう。
本当はずっとずっと「尊敬の念」を持ち続けていたかった。
残念で、残念で仕方ない2年間だった。
金本選手が引退を発表してからの日々
とても複雑な心境でいた。
タイガースのチーム状況を考えると身を引くことを願っていた、
でもいざ引退の日が一日、一日と近づいてくると、
日々「寂しい」気持ちが増してくる事に気づき、自分でも驚いた。
でも、この寂しさは、実はこれから、来シーズンが始まれば更に増してくるのかも知れない。
喩えが不謹慎なんだけど、親や妻を亡くしたような心境
「そこにいてあたりまえだった」人が、居なくなった。
そんな空虚感は、
きっと来年のタイガースのエキサイティングな試合が忘れさせてくれる、
今はそう信じて。
金本!ありがとう!!
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〔阪神タイガース〕最後の「四番レフト金本」 金本知憲引退!
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