まるで「のらくろ」のような清盛の出世街道ですな。
きっどさんのようなちゅーと半端な歴史ファンは
豊臣秀吉の関白太政大臣のイメージから
「清盛は太政大臣就任により人臣を極めて
その地位によって栄華を誇った」
と誤ったイメージを持っているんだけど、
本日の放送でもあったように、当時の
「太政大臣」
は実権の無い名誉職。
ただ、「後白河法皇の陰謀によって上がりの地位に就かされた」
ってのはNHK側の創作。
この時点では後白河側から平家に擦り寄って行ってる時期だからね。
清盛としては、とにかく一度
「従一位太政大臣」
に就任して、平家を
摂関にはなれないが太政大臣にはなれる
「清華家」
へ家格を上げる目的があったんですな。
後年、同じ事をしたのがあの足利義満と言われている。
次週、いよいよ清盛がサナダムシと戦う!