私は、公園を散歩するのが趣味だ。
虫の声、青い空、周りから聞こえる子供たちの無邪気な声
まるで心が潤われていくようだ。
ベンチでカフェオーレを飲んでいると
いつも一人で遊ぶのが好きな5歳ぐらいの女の子がいた。
私は、その子をかわいいなと思いながらしばし見つめていた。
ある日の平日、その子が夕方になっても帰らないので心配になり
声をかけてみた。なぜならこのあたりで猟奇事件がはやっているからである。
「ねぇ、早く帰りなよ。お母さんが心配しているよ」
しばし、女の子と言葉を交わした後、笑顔を振りまいて彼女はいつの間にか消えていた。
その後、私は彼女とすっかり仲良くなり、よく二人きりでベンチでおしゃべりを楽しんでいた。
「ねぇ、また明日もいっしょに遊んでくれる?」と彼女は言った。
明日は・・・・
でも彼女の笑顔に答えるように「いいよ^^明日はもっと楽しいことしよう。」
「約束やぶっちゃいやよ。ゆびきりげんまんしよっ^^」
「ゆびきりげんまん、嘘ついたらハリセンボンの~~まぁすっ、ゆびきった^^」