「あかずの間」と言うのは
この世に生まれてきてはいけない
存在を許されざる子供を、そこで育てていたんですな。
でも、子供だからついつい他の部屋にも出てきてしまう。
そんな時は「あぁ座敷わらしが現われましたね」
と誤魔化していた。
この話の「あかずの間」も昔そうして使われていたのかも。
部屋を一歩も出ずに短い一生を終えた子供達の霊を
人形に封じ込めていた、そう考えられないだろうか?
人形にのり移った霊はそれでも成長して、髪の毛が伸びている。
その封印を解いてしまった今、、、