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西行法師の終焉の地 「弘川寺」の桜  「願わくは花の下にて」の『花』は桜か?梅か?

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ちょうど先週の日曜日に、ポスティングがてらに
河南町の「弘川寺」まで、たぁ~ぼくんで行って来た。

しんどかったね~
昔、神戸まで行ったのに比べたらそうでもないし
奈良なんてちょくちょく行ってるので、
同じ河内なら距離はそれ程でもないんだけど、
166経由で裏から行ったんで、もう坂が凄かった
山を4つくらい越えたね。
反面、帰りは下りだし、素直に外環経由なら、
「あら~?」と感じるほど疲労感が違った。



ここは西行法師終焉の地
「願はくは花の下にて春死なむ その如月の望月のころ」
と詠まれた桜は、ちょうど散り際だった、
まるでピンクの絨毯の上を歩いているよう。



西行法師と言えば山家集や続古今和歌集にもある

「願はくは花の下にて春死なむ その如月の望月のころ」

との歌が有名。
(この弘川寺で詠まれたかどうかは不明だけど)

でこの「はな」が本当に桜なのか?って事である。

古来「花」と言えば梅を指すが、それは万葉集の頃までで
新古今和歌集では桜が大勢を占める。

ただ如月は2月の事だけど、旧暦であるので現在の3月頃、
ならちょっと桜には早くないか?

旧暦のやっかいな所は「うるう月」が入ると、その前後で1ヶ月急に変わるんですな。
まあ、そう考えるとそうおかしくは無い気もする。
ただ、勿論当時「ソメイヨシノ」なんてまだこの世に生まれていない。
枝垂桜か、山桜だから、更にちょっと後にずれ込まないかな~?
山桜は開花時期が一定じゃないけど。

若し弘川寺で詠んだとしたら、
きっどさんの脚で確かめたようにかなりの山の上にある、
もっと開花時期が遅れただろうし。

西行法師自身は桜が大好きで、他のも多くの桜の歌を詠んでいるので
まあ「桜」である事はほぼ間違いないんだけどね。

気象学的に、千年前は今よりもずっと暖かかった、って説も。
地球温暖化なんて、今日に始まった事ではないのだ。

ペタしてね

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