今日も大きなミスがあった。
一回表、新井がせっかくファインプレーしかけたのに
二塁への送球がそれて先取点を獲られてしまった。
六回もう1点、4点目を獲れば試合が決まる場面で
ぜったいアウトのタイミングでセカンドランナー小宮山をつっこませる
暴走指示。
ひとつ間違えたら、相手のペースになっていたかも知れない展開。
そこをなんとか踏ん張れたのは、
そしてここまで打撃不振でも、なんとか地味~に勝ててるのは
バンドを確実に決められてるからではないだろうか?
柴田が、大和が、小宮山が、投手が、
確実に送りバンドを決めている。
彼らが充分練習を繰り返して来た賜物だが、それだけではない。
本当のキーポイントは、送りバンドの出来ない、
いやキャンプでもセーフティバンドの練習ばっかりで
端から送りバンドをするつもりがない
「送りバンドコンプレックス」の平野を一番に固定したこと。
1番平野がヒットで出たら、柴田(大和)が送り
鳥谷が四球での後、新井、ブラゼル、マートンの誰かで返す。
7番金本電力が四球で出れば代走俊介
8番小宮山、9番投手の連続バンドで3塁まで送り
1番平野のポテンヒットで1点。
こんな一見地味~な得点が今年は多い。
今夜なんて12安打打ってるんだから
ホントは6~7点獲って楽勝して欲しい、と思いがちだが
今年はタイガースの限らず、セ・リーグの打撃陣はこの方がまれ。
ふた桁安打にまかせて、連打の得点を望むより
そんな中でも確実に送りバンドを決めていく姿勢、
これがシーズン終わった時に首位に居る方策である、と考える。
それがマートン出遅れによる「怪我の功名」だとしても。
にほんブログ村
↧
〔阪神タイガース〕地味~に勝ててるのは送りバンドを確実に決められてるから?!
↧