ビジネス名言としてよく紹介されている
『この世に「雑用」という用はありません。
私たちが用を雑にした時に、雑用が生まれます。』
この言葉を発した渡辺和子シスターには、まず
粟、稗、蕎麦、並びにブラキアリア・デフレクサに謝罪して頂きたい。
念の為に「新選 漢和辞典」で確認してみたが
「雑」の本来の意味は
・まじる、こみいる、もろもろ
渡辺シスターが仰るような
「雑な」と使われる「ぞんざいな」「いい加減な」の意味はむしろ例外。
代表例として
『雑誌』とは決して「いい加減な事を書いてる本」ではなく
「いろんな分野の記事を記した書物」の事でしょうが。
『雑用』とは「しょーもない仕事』の事では決して無い。
例えば我々行政書士なら
「今日は一日建設業許可の申請書作り」
ではなく
「朝から法務局行って、区役所回って、府税事務所行って、その後打ち合わせ」
なんていくつもの仕事が込み入ってるのが『雑用』
勿論、前者も後者も大切な仕事で
単に仕事のパターンが違うだけの事。
『雑多』とは「いろいろと入り混じってる事」
『雑用』とは「細かないろいろな用事」の意味であり、
渡辺和子シスターの先入観にあるようなネガティブな意味は一切含まれない。
これでひとつ判るのは学校法人ノートルダム清心学園渡辺和子理事長には
「大きな仕事は重要、小さな仕事は軽い仕事」
という発想が根底にあるという事。
だから「雑」という言葉を「いい加減」と考えるのだ。
渡辺シスターの迷言でもうひとつ絶対許せないのが
『ふだんはあっても無くても別段かまわないような、小指の存在の大切さは、
その小指に怪我をして、顔一つ洗うのにも不自由する時に、はじめてわかるものなのだ』
今度は、ギターリストに謝ってもらおうか?
いやいや、この発言がいつ頃の物か確認出来なかったけど
現代社会では小指が無いとキーボードも打てないからね。
自分の狭い狭い社会だけで決めつけ
その価値観で全てを判ったようなお説教垂れるのはご勘弁頂きたい!
そのうち中国南京雑技団からノートルダム清心学園にクレームが入って
訂正と謝罪を求められるぞ!
SKE48公演が中止になるぞ!