日本列島で起こる確率は、今後１００年間で１％の『巨大カルデラ噴火』とは？

「巨大カルデラ噴火」とは、同じ火山上で同時多発的にドバーと噴火が起こるので
内部がカラッポになって、地表がドカっと落ちてカルデラとなる、
代表的なのが阿蘇山ですな。

マスコミ用語としては「破局噴火」って言い方もされるが
これは石黒耀の小説「死都日本」内の造語であり
「ウルトラプリニー式噴火」ってのが正式用語なんだとか。

日本では過去１２万年間に阿蘇山、十和田などで１３回発生してるので、
スーパーコンピューター使って難しい計算なしでも、
だいたい１万年に１回、１００年間で１％ですな。

古代史ファンお馴染みの巨大カルデラ噴火としては
約７０００年前に鹿児島県南方沖の海底火山で起こった「鬼界カルデラ」
この噴火で西日本の縄文文化が終わった、なんて言われてますな。
これが日本で一番最近の巨大カルデラ噴火なので、
実は次はいつ起こっても不思議ではない。

なんせ日本には１１０も活火山が存在するからなあ。