あの不毛なやり取りと見ていて、なんか懐かしい気分になったのは
「あっ、そうや!プロレスのマイクパフォーマンスや!」
そう言えば最近見てないなー、再び新日ブームが到来してるらしいけど。
プロレスラーがリング上でマイクを持って相手を罵りあうのは、
勿論ブックがあっての事で、そういうアングルである。
裏で互いに信頼しあってるからこそ、大技もかけらるのである。
ブルーノ・サンマルチノの首が折られたのは、
スタン・ハンセンのウエスタンラリアートが強烈だったからではなく、
その前にハンセンが出したボディスラムが稚拙でデッドリードライブになってしまったからなんですな。
今日の橋下徹将軍さまと在特会の桜井とやらの応酬を見ていると
そのサンマルチノvsハンセンの一戦を見ているよう。
(あっ、このWWWF世界ヘビー級タイトルマッチの映像はみてないんよー、どっかないかな??)
「売名行為のパフォーマンス」という互いの利害が一致して実現した面談だったけど、
まーその内容のスカスカな事。
在特会なんてネトウヨの親玉みたいな物、
つまり実社会では何もなしえていない屁理屈の塊みたいなもんだから、
こんな結果になるのは目に見えていた。
「あんた」と呼びかけられた橋下徹将軍さまが怒って「お前」と言った時点で、既に場外乱闘、
結果的に「両者リングアウト」となったのはブック通りだったのかも知れない。
大きな誤算は小渕・松島両大臣が同時辞任した事でニュースは殆どそちらが占め、
計算通り注目を浴びられなかった事か。
この後、どんなアングルに発展されるのか不透明だけれど、
本来なら、大阪市長がこんな輩と公の場で面談し、それをマスメディアに流す事自体間違っている。
そんな時間があるのなら、もっとまともな大阪市民の方々と一人でも接して、
真の市民の言葉に耳を傾けなはれ。
こんな輩はただただ相手にせず、
若し法律違反があれば粛々と警察の手によって検挙し、裁判にかければ宜しい。
ただ大阪府警のトップは大阪府知事であり、大阪市長は管轄外である。
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橋下徹将軍さまvs在特会桜井誠 互いの利害が一致した「売名パフォーマンス」
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