まだ「M資金」で騙される人がおるんやな~。
「M資金」のMはマーカットの頭文字M
GHQ経済科学局第2代局長であった
ウィリアム・フレデリック・マーカット少将に絡む資金の事で
「第二次世界大戦終戦時の混乱期に、大量の貴金属やダイヤモンドなどの宝石類を含む軍需物資が、保管されていた日銀地下金庫から勝手に流用されていた隠退蔵物資事件や、件の日銀地下金庫にGHQのマーカット少佐(当時)指揮の部隊が調査・押収に訪れた際に、彼らによる隠匿があったとされた事件などが発生した。GHQの管理下に置かれた押収資産は、戦後復興・賠償にほぼ費やされたとされるが、資金の流れには不透明な部分があり、これが“M資金”に関する噂の出典となった。」
と説明されているが、簡単に言うと
戦中・戦後のどさくさ紛れに消えた資金がどこかに保管されていて、
それを日本の未来を背負う方に融資しましょう、
(その金額は数百億円、時には数千億円単位)
貴方が選ばれました、
つきましては手続き費用やら、印紙代やら、保障料なんたらの名目で
お金を請求されるんですな。
M資金被害の特徴は、結構立場のある人がひっかかるって点。
上場企業の社長とかも詐欺に遭っている。
と言うのも、未だに「M資金」の存在は否定しきれないし、
実際、戦後の混乱に乗じて上海から海軍が持ち帰った4000億円近い資金を
大物右翼の児玉誉士夫がゲットして
自民党の前身である日本民主党の結党資金に流れたと言われている。
M資金詐欺の手口はさまざまなバリエーションを持ち
元皇族・貴族、政治家秘書(本人の場合も)を名乗る魑魅魍魎が跋扈する。
それだけ日本の戦後には多くの暗部が存在した、と言う事である。
ただ、今回の被害額は200万円
て随分しょぼくなっちゃったな~
M資金もデフレ?