大坂所払いになった道薫に対して利休が
「堺にある庵で茶の湯三昧の日々を過ごすが良い」
と言っている。
当時の堺は大坂ではなかったんですな。
今でも大阪市と堺市は大和川を挟んで完全対立しているけど
ちょっと前まで自治都市だった堺は別の国。
信長・秀吉のよって屈服させられる経緯は、大昔の大河ドラマの
「黄金の日日」
で描かれていましたな。
この翌年、あの石田三成が堺政所になったり、
大坂の陣では家康が討ち死にしたり、
と今回の登場人物と縁がある場所ですな。
落語の「三十石」なんかでも描かれてる通り、
玉造の向こう(東側)はもう大坂ではなかった。
大坂城がまだ見えるような場所やけど、
当時の大坂はかなり狭かったんですな。
きっどさんが住む八尾市は河内国なので、
勿論、大坂ではございません。
↧
〔NHK大河ドラマ〕軍師官兵衛 第33回「傷だらけの塊」 当時の大坂はめちゃめちゃ狭かった?!
↧