前々から書いてるけど幸若舞「敦盛」の
♪人間五十年~下天のうちを比ぶれば~
は「にんげん50年」じゃなく「じんかん50年」ね。
ついでに「下天」は「天下布武」の「天下」をひっくり返したんじゃなく
本来は「化天」で神様の世界の下の方、更に「下天」は最下位の世界の事。
だからこれは
「人間の世界の50年を、一番下の神様の世界に比べたら1日だよ~」
という単なる単位の換算の意味でしかない。
1フィートは0.3048メートルってのと大して変わらない。
信長が毎度毎度「本能寺の変」で舞うので(今回は朗読のみ)
「人間の一生って(戦国時代なら)50年くらいだよね~
僕も来年で数え年50歳やけどね~
やっぱり天下取るって夢物語やなー」
なんて誤ったイメージ持たれてしまうんよな。
たぶん戦国時代の平均寿命って10代って言われてるし
乳幼児の死亡率を考慮して、成人男子の平均余命考えても50歳もなかったと思うし、
本来の敦盛の平安末期は更に短かったと推定出来るし。
と信長の最期はムロイツヨシに任せておいて、
それ以外のは、今回の放送凄かった!
官兵衛が秀吉に信長の死を告げるシーンなんぞサブイボだったもん。
今回の放送で起こる事件を全て知っていて、
これから何がどう起こって行くかも知識として持ってる我々でも
ドキドキして、次週どうなるのかワクワクするもん。
(勿論、毛利と和議して大返しに取り掛かるんだけど)
秀吉に「御武運が開けたのですぞ」と言いながら
実はその言葉が自らの未来を閉じてしまっている事に気づかない官兵衛。
安国寺恵瓊との心理戦も期待!
そうか~恵瓊には敢えて信長の死を伝える設定か~
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〔NHK大河ドラマ〕軍師官兵衛 第28回「本能寺の変」 ♪人間五十年~は「じんかん」
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