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Channel: こちら、きっどさん行政書士事務所です!
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小説「泥の河」舞台の地

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建ってるのはウチの事務所から新なにわ筋を上がって行った土佐堀川の手前、湊橋の袂、
イメージとはちょっと違ってる気がするなあ。

きっどさんは映画しか観てないんだけど、
ここはまだ堂島川と土佐堀川が分岐してるし
安治川はもうちょっと河口側、あの廓船が泊まってそうなのは安治川隋道らへんって感じ。
でも原作では「土佐堀川」だから、ここになるんやなあ。



勿論、現在この場所に停泊してる船に住んでる人は居ないだろうし、
あのような風俗を行われてる訳もない。
でもなんかノスタルジックな気分にさせてくれる風景である。

小栗康平監督の映画「泥の河」は
きっどさんが生涯で観た映画ベスト10にはずっとランクインされている。


「三丁目の夕日」で描かれた風景は、関西人からすると「なんかちゃう」
舞台は昭和31年なので、さすがのきっどさんも知らない時代なんだけど、
映画「泥の河」の大阪の匂いに、狂おしいほどの切なさを感じてしまう。

半年くらい前に確かNHK-BSプレミアムで放送していたのを久々に観た。
真面目で、ただただ優しい田村高廣演じるお父さんが、
突然ふらっと居なくなるのを(2、3日して何事も無かったかのように帰ってくる)
なんか、その気持ちがちょっとだけ判る気がして、自分でもびっくりした。
きっどさんは家庭を持ってないんだけどね。

あと、「泥の河」で検索すると5番目くらいに
「泥の河 入浴」と候補が出てくる。
ええかげんにせえよ!ロリコン野郎!
お前らが観る映画とちゃうぞ!!


ペタしてね

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