〔ＮＨＫ大河ドラマ〕軍師官兵衛　第１８回「裏切る理由」　言いつけ小僧・仙千代（万見重元）

大昔（金八先生の更に１０年以上前）の学園ドラマに出てくる
眼鏡をかけた女子学級委員のような言いつけ小僧
仙千代こと万見重元。

嫌なやつですな～
大河に限らず、これまで戦国ー安土桃山時代を描いたドラマで
仙千代がこれだけ重要な役で、ちゃんとロールに名前の出る役者さんが演じるのも初めてちゃうかな？
田中幸太朗が巧いこと、憎たらしく演じてますな。

仙千代と佐吉の違いは、仙千代が小役人くずれだったのに比べて
三成は確固たる武将だったって事ですな。
（仙千代にもほんの少し武功の記録があるようだけど）
ただ三成は武将なのに行政官としては余りに有能過ぎたのが反感を買ってしまったか？

それと本日のオープニングでの両兵衛に憧れが
「のぼうの城」となってしまって、
結果的に三成生涯の劣等感コンプレックスに、
そして周囲から武将として不当な評価の低さとなり、
最終的に関ヶ原の合戦に繋がってもうたんかな～と思うね。

まあ仙千代と佐吉、根本的なスケールが違い過ぎる、
それ以前に仙千代の記録が少な過ぎて比べ様がないんやけど。
実際には仙千代も小役人としてはまあまあ有能だったのかも知れない、
「軍師官兵衛」では荒木村重の謀反は、まるで仙千代のせいと描かれてるけど。