脚本の前川洋一は、上月城を見捨てた事実が
播磨での信長の信用を失い、荒木村重の謀反に繋がり
最終的には本能寺の変を起こして、自らの命を失う事となる、
て流れに展開するつもりで、福田先輩の小説なんかでも、そう語られたりしてるんだけど、
実際はどうやってんやろ?
今回のドラマでも「わざとらしく」描かれてるように毛利側も志方城を見捨てている。
でも未だに「毛利は義理堅い」ってイメージが残りますな。
これは同じ見捨てるにしても、そこまでの経緯や、後のケアを巧く演出したり、
情報操作なんかも上手だったのかも知れない。
現代に至るまで残る「残忍な信長」のイメージは後に秀吉が巧妙に植えつけたのかも知れないけど、
実は存命中から信長はイメージ戦略が意外と下手だったのかも知れない。
寧々とのエピソードなんぞ、もっともっと広めたら
「信長、ああみえて優しい、ええ奴やん!」
と光秀に殺される事もなく、天下統一成し遂げていたのかも??
↧
〔NHK大河ドラマ〕軍師官兵衛 第17回「見捨てられた城」 信長はイメージ戦略が下手だった??
↧