その少年の家の両親は人を見下すような嫌なところがあった。
たとえ自分の子供でも。
その日は少年にとって大事な受験の日だったところが事故が起きて巻き込まれた
数人が大怪我を負った。
少年にとっては試験に合格しなければ親に人間として扱ってもらえない。
しかし周りの人々に「手伝って」といわれ怪我人を助けて結局遅刻してしまった。
両親の責め立て方はあまりにも酷く虐待も行われた。
ある場所で一人のホームレスがビニール袋を発見して中を見て驚いた。
傷だらけ・痣だらけのズタズタの姿で少年が入れられていたのだ。
かろうじて病院で息を吹き返した少年は試験に行くときに起きた出来事と
両親が自分にしたことを駆けつけた警察に打ち明けた。
すぐに警察が少年の家に向かった。
しかし、少年の両親は反省はせず二人そろって警察を見下していた。
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意味がわかると怖い話1417 「見下す」
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