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「もはや震災後ではない」と言える日はやってくるのか?

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日本全土が焦土と化した第二次世界大戦敗戦後、
「もはや戦後ではない」と記したのは昭和31年の経済白書。

日本が復興期がら脱して新たなステージへ進む、と言う意味だが
(本当はポジティブな意味ではなく「復興景気終わったけどどうしよ~」ってネガティブな意味らしい)
マスコミが判で押したように「未曾有の被害を出した」「国難」と称する東日本大震災の復興が終了し、
「もはや震災後ではない」と言える日はいったい、いつやってくるのだろうか?

阪神・淡路大震災において仮設住宅入居者がゼロとなったのが2000年、
阪神・淡路復興対策本部が設置された阪神・淡路大震災復興の基本方針及び組織に関する法律も5年間の時限立法である。

でも本当の意味で復興が一応終わったと言えるのは10年後2005年辺りではないかと考える
阪神・淡路大震災の被害が消防庁によって最終的に確定したのは2006年5月19日。
兵庫県が
「阪神・淡路大震災復興フォローアップの総合的推進
~復興の成果を県政に生かす”3か年推進方策」の推進~」
なる総括をしたのが2007年であった。

そう考えると、東日本大震災の発端となった平成23年東北地方太平洋沖地震が発生してから3年
復興はまだまだこれから、と言えるのかも知れない。

ましてや東日本大震災は未だ現在進行形で続いている。

「戦後」が昭和20年大凶作を受けての大飢饉が底として
阪神・淡路大震災においては長田の大火災終了後、
個々の事情は別として、全体としてはその後、少しづつ事態は改善へ向い「復興」へ歩みだしたのに比べて
東日本大震災が引き起こした犯罪「福島第一原発事故」は現在もまだ続き、放射線を周囲に撒き散らしている。
安倍ポチ総理は汚染水問題について世界に対して「状況はコントロールされている」と高らかに宣言したが、
それは「オリンピック」と言う土木工事を受注したいが為に虚偽の報告である事は誰が見ても明らかである。
汚染水対策の最終手段である凍土壁はまだ実験段階でしかないと言うのに。

関東大震災をきっかけに、日本は右傾化して世界で孤立して言った。
現在も安倍ポチが恋焦がれたアメリカにさえ見捨てられようとしている。

東北地方太平洋沖地震が発生から10年と言うと2021年
「平成の東京オリンピック景気」が終わり反動不況が渦巻いている頃、
その頃、この国はいったいどうなっているのだろうか?


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