ある一人の男が盗みを働いた。大富豪の家で貴金属や宝石などを。
ところが手に入れた品をどこで換金しようか迷っているときに車に
轢かれそうになっている子供を見つけて気がついたときには無意識に
体が動いて子供を突き飛ばしていたが・・・・・。
「おじちゃん!おじちゃん!」子供が泣いている。
『ああ、俺死んだんだな・・・・・』
そこに誰かの声が。
「お前は悪いことをしたがいいこともした、そこで地獄に行くのは帳消しにして
生まれ変わりやり直すことを・・・・」
「俺でもやり直せる」
男は泣いた。
「よかったな、これでお前もお兄ちゃんだな」
「うん!あの時おじちゃんが助けてくれたおかげだよ」
「あらお隣の『ペス』もなのね」
「いっぱい兄弟ができたからにぎやかだな」
「神様・・・」
「仕方ないな、強盗をしたことは事実なんだからおまえ自身の目的は後もう少し
我慢しなさい」