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「落語中毒SHOWしなやかな銃弾のバラード」第30弾 桂米紫・笑福亭由瓶

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正月の繁昌亭は華やかで宜しいな。
今年の初笑いは

桂米紫・笑福亭由瓶、両師匠の



「落語中毒SHOWしなやかな銃弾のバラード」第30弾である。

演目は

笑福亭由瓶
「阿弥陀池」「らくだ」

桂米紫
「あくびの稽古」「鏡屋女房」

独演会でもない二人会で「らくだ」を披露するって事で
米紫の二題目の「鏡屋女房」は
「熟練した海女さんなら潜っていられる位」の短~い話。

そんな考慮があってもやっぱり「松鶴一門のお家芸」、
60分を超える大ネタ「らくだ」を時間内に収めるのは大変らしく
一番盛り上がる「死人のカンカン踊り」の場面を抜いてるし
一番の腕の見せ所、紙くず屋がだんだん酔って偉そうになる一人喋りの場面もだいぶ端折っていた。
他もせっかくの「らくだ」をあちこり削って30分程度小ネタにしてしまったのは残念この上ない。

お正月休みで「初めて繁昌亭に来た」「落語会さえも初めて」って人があれだけ多い事も勘案しての事かも知れないが、
そうすると反対に盛り上がりが欠けるネタになって、落語会慣れしてない人には余計笑い処が判らないかも。

それと笑福亭由瓶は兵庫県出身だけど丹波って事で言葉がネイティブ大阪人ではない。
「もってくる」があの発音では古式ゆかしい大阪弁では「持ってくる」ではなく「戻ってくる」になる。



帰りにアンケートに答えると
開運干支暦の日本手拭を頂いた。

ペタしてね

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