阪神タイガースは何の為に戦っているのか?
優勝の為?個人的な成績の為?目先の1勝の為?
選手はそれぞれかと思われるが、
和田幇間以上のベンチ・フロントはたったひとつ
「坂井オーナーに本社株主総会で恥をかかせない」為である。
坂井信也は、阪神タイガース代表取締役会長オーナー、阪神電気鉄道代表取締役会長、
であると同時に親会社である阪急阪神ホールディングス代表取締役を務める。
阪急阪神HDは上場企業であり、株主も不特定多数、
株主総会でも誰に何を言われるか判らない。
昨年、一昨年と坂井オーナーは株主総会で吊るし上げのような状態に晒される。
昨年は特に城島やコバヒロを「不良債権」扱いして厳しくつめよる株主が居て大きくニュースにもなった。
ベンチやフロントの合言葉は
「二度とあのような荒れた総会にしない」
「シャンシャン総会に」である。
その為にも6月中旬の阪急阪神HDの株主総会頃がピークになるような。
そんなスタートダッシュを切らねばならない。
9月10月なんぞ先の事は考えていられない、
とにかく今年の株主総会を乗り越える事である。
こんな目先、6月にピークを持ってくるような戦い方をしていれば
秋口、ちょうど今頃になって疲れが出て大失速するのは目に見えている。
とは言え「最終的な結果を見てください」と株主総会を無視するような事、
「人事がすべて」の和田幇間に出来る訳が無い。
よってここできっどさんは提案する。
現在3月末である阪急阪神HDの決算期を3ヶ月遅らせて、
6月末決算にしたら如何だろうか?
そうすれば阪急阪神HDの株主総会も今頃の9月中旬となる。
ここで初めて、シーズン全体を見た戦い方と
上司の覚えをめでたくする、坂井オーナーの保身の為の戦い方が、
時期的に見事一致する。
株主総会で二度と吊るし上げを喰いたく無ければ、
このリーグ優勝・CSが佳境に入るこの時期に照準を合わせて、
シーズン全般を見据えて計画的に戦っていかねばならない。
春先は強いけど、秋になるとお決まりの大失速、
優勝はおろか、CSに出ても1stステージで惨敗、
なんてお決まりを繰り返さない為にも、
グループ会社全体での抜本的改革を望む。