一時期は太陽の黒点が全く消えてしまう時期が長く続き
そこから一向に太陽活動が回復期に移行しないことから
「すわっ、小氷河期へ突入か?」
とか
「東日本大震災も黒点の極小期だった太陽活動が原因」
まで言われているが、ここに来て徐々に回復、
と思ってたら、一気に「磁気嵐」が来たね。
『米国立海洋大気庁(NOAA)傘下の宇宙天気予報センター(SWPC)は、
ここ数日で大規模な太陽嵐(太陽から発せられる爆発的な磁気嵐)が3回発生したため、
人工衛星機器、通信機器、それに電子機器の利用者に対し、
向こう数日間混乱が生じる恐れがあると警告した。』
実際昨年から、
「2012~13年に太陽活動が極大期を迎え、超大型の磁気嵐が起こり」
との警告がなされていた。
そうなんですな、まずは身近な影響として
GPSの精度が下がるとか
もっと強烈なのがくるとパソコンなど電子機器に壊滅的な打撃が生じる
なんて言われている。
ただ心配されているのが、この磁気嵐が地球内部に影響を与え
再びどこかで巨大地震が発生しないか?との事である。
ただこの磁気嵐と巨大地震発生との相関性は
「回帰性磁気嵐」という
太陽黒点が極小に至る3、4年の間に発生する磁気嵐であり
今回の磁気嵐は極大期に近い時期の普通の磁気嵐。
そうなると、この理論上での巨大地震を引き起こす原因にはならない、
って事となる。
磁気嵐は心配事だけではない。
昨夜はノルウェーで綺麗なオーロラが観ることが出来た。
1859年に発生した磁気嵐の際には
なんとカリブ海の島々での巨大オーロラが観測された。
今夜は条件さえ整えば、北海道の一部でもひょっとして、
と言われている。
これはちょっと楽しみかも?
大阪では、、、さすがに無理か。