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本日より運用される「特別警報」は年間209回発令される?!

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数十年に一度しか発生しないような豪雨や台風などで大規模な災害の危険性が差し迫っているときに気象庁が発表する
「特別警報」
の運用が本日より開始した。

先日も気象庁から出された
『これまでに経験のないような大雨』なんかの時に発令されるのかなあ?と解釈しているが
ではこの「特別警報」いったい年間どの程度の頻度で発令されるのであろうか?

「数十年に一度」は気象庁のHP上の例示からも
だいたい「50年に一度」と考えて良いと思う。

で対象区域は、従来の警報や注意報と同様に、原則として市町村単位である。
現在日本全体では東京23区を加えて1742ある。

また現象の種類は
大雨・暴風・高潮・波浪・暴風雪・大雪の6種類である。

これを単純計算すると
1742×6÷50=209.04

つまり日本のどこかの場所で年間200回以上も「特別警報」が発令される計算となる。
これは異常気象とか勘案せずに単純に確率論の計算で。
マスコミが囃し立てる異常気象が進めば、
「毎日日本のどこかで特別警報が発令されている」という事にもなりかねない。

勿論実際には、例えば大型で非常に強い台風が上陸したら
大雨暴風高潮特別警報が日本の複数の市町村で同時に発令されたりする事が想定されるから、
平穏無事な日が殆どだとは思うんだけど、
余りに「特別警報」を乱発すると、単にワンランク毎ずれただけという
ボクシングWBAチャンピオンのように「特別感」が無くなってしまう恐れもある。
ボクシングなら単に権威を失うだけで済むけど、警報は命に関わるのでその辺りは充分考慮して、
でも勿体つけてるとこれまた発令が遅れて助かる命も、って事になるので、
なかなか難しい問題ですな。

ペタしてね

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