Quantcast
Channel: こちら、きっどさん行政書士事務所です!
Viewing all articles
Browse latest Browse all 9807

〔阪神タイガース〕マートンのタックルでスワローズ田中雅彦捕手の左鎖骨を骨折させた件について

$
0
0

論点は多数ある。

まずはタックルが是か否か?
ホームベースがキャッチャーのブロックで完全に隠されてしまったら
ランナーはいったい何所へタッチすれば良いのか?って事がある。
今回に関しては、完全には隠しておらずマートンがタッチするスペースが若干空けられていたらしいが
ランナーからは確認出来なかった、との説もある。
また、マートンは過去にブロックで膝を痛めた経験もあるトラウマと
スライディングが余り得意ではない、
更にはどうしてもこのゲームを獲りたいって気合が半端じゃなかった。

ただ、マートンは外人とは言え、タックルで強引にボールを落とさせる肉食系の性格ではない。
そもそも外人にしては、それ程ガタイがでかい訳ではない。
この辺りはそもそもバレンティンとは違うのだ。
それでも昨年の病んでる時期なら、何をしでかしたか判らないが、今シーズンは比較的精神は安定している。

だから、あのプレーは決して「キャッチャーをぶっ壊してでも」という確信犯的なものではなかった、
と少なくとも我々タイガースファンは信じている。
それでもマートンも、「悪い事してもうた」と思っているからこそ
試合後に田中雅彦捕手を気遣っていたし、あの報復行為にも乱闘にならなかったのだ。

それよりも、問題視したいのが、直後のマートンの打席でのピッチャー八木の明らかな報復球
八木自身の表情、しかも当てた訳じゃないのにクソ真面目に帽子を取って謝る態度から
どう考えてもベンチからの指示。

正直、これをやってしまったら
スワローズ小川監督が「完全なラフプレー」と怒って、
『新純生専務は「あした(13日)、セ・リーグの理事会があるので、そこで対応を考える」と話した。』
なんて資格はないわな。

あれマートン以外の外人選手なら間違いなく大乱闘に発展してたと思う。
しかも、その後マートンにヒットを打たれていたら、八木としても
「何の報復やねん」ってヤル気が削がれるよな、
どう考えても嫌々のベンチから強要されての危険球だし。

だいたい、タイガースも去年同じようなシーンでバレンティンによって藤井が怪我させれれてる。
カープの宝・前田智徳の前半戦棒に振らせたのはスワローズ江村、
しかもその時に前田智徳が威嚇したと荒木コーチが文句までつける始末。

スワローズ、怪我人続出って事情は判るけど、
これでは「単なる被害者」てのはちょっと苦しい。

しかもテレビでは解説者の達川が
「報復で頭を狙え」と連呼していたとか。
現役時代からズルばっかりしてた人だけど、
殺人教唆はあきません。
確実に仕事無くなるぞ。

アメリカではタックルは当たり前のプレーかも知れないけど
日本では禁止、少なくとも警告にする方向が正しいんとちゃうかな~
その代わりキャッチャーもちゃんとホームベースを空ける。
野球はアメフトとは違うんやから。


ペタしてね


Viewing all articles
Browse latest Browse all 9807

Trending Articles