日本が推薦していた富士山と鎌倉、明暗を分けたなあ。
ユネスコの諮問機関、国際記念物遺跡会議(ICOMOS)が「富士山と信仰・芸術の関連遺産群」を
三保の松原を除外することを条件に世界遺産に登録するよう勧告した
つまり富士山が事実上、世界文化遺産に登録される事が決定したのに続いて
「武家の古都鎌倉」は「相応しくない」とイコモスに扱き下ろされてしまったので
事実上、二度と推薦する事が出来なくなった。
「延期」じゃなく「不登録」だから。
これにはやっぱり2007年11月に神奈川県から派遣された鎌倉市職員が
世界遺産登録に向かう為に公文書偽造事件を起こした事も暗い影を落としたのかなぁと思うね。
残りの暫定リストは
北海道・北東北の縄文遺跡
佐渡鉱山の遺産群
富岡製糸場と絹産業遺産
国立西洋美術館・本館
彦根城
飛鳥・藤原の宮都と関連資産群
百舌鳥・古市古墳群
宗像・沖ノ島と関連遺産群
長崎の教会群とキリスト教関連遺産
九州・山口の近代化産業遺産
来年、この中から審査されるのは
「富岡製糸場と絹産業遺産群」
飛鳥なんか、絶対入るべきかと思うけど
イコモス如きには「古都奈良の文化財」との違いが判らないのかも知れない。
未だ世界遺産を持たない大阪府、
彦根城に先を越されると、近畿で唯一世界遺産無しになってまうで。
でも『百舌鳥・古市古墳群』も宮内庁が学者にさえ調査を許さない現状では
「中に誰が眠っているか判らない」
単なる周囲を堀に囲まれた丘だからなあ。
「天王寺七坂」を世界文化遺産に!
あかんか?橋下徹将軍さま!!