1回裏二死、井手のセカンドゴロを好捕した西岡の送球、
公式記録では「内野安打」となっているが明らかにファースト貴浩のエラーである。
野球にタラレバは禁物だが、
立ち上がりに難のある小嶋のこと
若しあのまま西岡のファインプレーでチェンジとなっていたら
それまで二人への投球が完璧だった事からも
そのまま乗って行き、前回に劣らないようなナイスピッチングを繰り広げていた可能性が高い。
勿論、そのままズルズル崩れていってしまった小嶋の精神的な弱さが一番悪いのだが、
若しこのゲームも前回に続いてピシャっと抑えていれば、
小嶋の自信となって、立ち上がりの不安という弱点を克服していたかも知れない。
タイガースにとって今シーズンを通じての「6番目の先発ローテ」を確立した事となると同時に
小嶋のプロ野球人生の分岐点となる、そんな重要な試合であった。
貴浩の凡プレーは単なるエラーもどきではない。
チームの今シーズンを占う
一人の投手のプロ野球人生を左右するプレーであったのだ。
その事を本人は自覚しているのであろうか?
たぶん、後の祭りで理解して
それがいつもの通り力みとなる逆効果、
一死満塁の逆襲に繋がる可能性のあった場面で
絶好球を二球も打ち損じての三振、
これがマインドントロールされている人間の末路である。
野球解説者の皆さんもそろそろ
「新井貴浩はファーストの守備なら上手い」との幻影を抱き続けるのは止めて頂きたい。
貴浩がファーストでゴールデングラブ賞を受賞したのは2008年と5年も前。
その間に肩を壊してスローインは全く出来なくなった。
また護摩行の影響か、明らかに視力が低下しているように思える。
キャッチングに関しては、昨年までのブラゼルと比べると大きく劣る。
何度も書くが、仮令6番であろうと貴浩はいらない。
弟の新井に悪影響を与えるだけである。
6回裏、金城のサードゴロ、記録は内野安打だけど
エラーとされても当然の新井らしくない気の抜けたプレー。
貴浩はトレード要員として早期に外部に出すべきである。
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