原作 伊坂幸太郎
監督 中村義洋
音楽 斉藤和義
ロケ地 仙台
そして 濱田岳
といういつものメンバーによる作品、
だから当然、面白い。
「ゴールデンスランバー」は震災前の仙台で大々的にロケを行った結構な大作だったのに比べて、
こちらは上映時間68分という小作品。
震災後
「お世話になった仙台への恩返しをしたい」という思いで作られた作品だけど
東日本大震災については大森南朋が相手を騙す嘘話の中で間接的に触れるのみ、
意図的に何事も無かったかのような日常を描いている。
その点で、先日このブログでも取り上げた
肩に力の入った、園子温監督の「ヒミズ」の違いを感じる。
また本作では竹内結子が人生初のエキストラ出演、
それもスッピンの私服で、単なる通行人として。
こりゃー言われなかった気づかないわ!