ロシア・ウラル地方のチェリャビンスク州付近に15日朝に落下した隕石の映像はかなり衝撃的でしたな。
1000人以上の怪我人が出ている、ってのも隕石落下のニュースとしては聞いた事がない。
この程度の小惑星の破片が隕石として地球に落下するのは珍しい事ではないらしいが
隕鉄で、地表付近まで燃え尽きずにいた事と、
結構な街中に近くに落下した事が、
これだけの怪我人を出したしまったと思われる。
ただ懸念されるのが
この後、16日未明に地球に2万7700キロまで最接近する
小惑星「2012DA14」の動向。
2万7700キロと言うとえらい遠いように感じるが
月までの距離の約13分の1、
なんと気象衛星ひまわりの軌道の内側という超接近なんですな。
今回落下した隕石は「10メートル級か?!」囁かれてるけど
小惑星「2012DA14」は直径45メートル、推定重量13万トン
これが地球に落下してきたら、こらあんた北朝鮮の核実験なんて言ってる場合ではおまへんで。
小惑星「2012DA14」が地球に落下する事は無いし
ロシアに落下した隕石とは軌道が違うので関係は無い、
とは言われるが「破片が軌道を変えて突入して来た」なんて説もある。
さあさあ小惑星「2012DA14」の最接近まで、あと数時間。
南極にトドの怪物が現われない事を願うばかりだ。