いつも魁!梶田組の会合で
「氷見の寒ブリを食べに行きたい!」と提案しては却下されている、きっどさんだけど
それでこのネタを取り上げたのではない。
「寒ブリ」とは寒い時期に獲れる鰤って事でない。
本来「寒ブリ」とは「寒の内」の間に獲れる鰤の事である。
「寒の内」とは二十四節気の「小寒」から
「立春」の前日(つまり節分)までの間。
平成24年の小寒は1月6日の午前7時44分(太陽の黄経が285°となる)
現時点ではまだ「寒の入り」していないのだ。
寒の入りしていないのに、何故「寒ブリ」が獲れる?
仮令気温が氷点下20度となったとしても
それは「単なるブリ」の筈である。
実は「寒ブリ」の定義を
農水省とかJASとか、どこの機関が厳密に決めている訳ではなさそうなので
こんなええ加減な事となってしまうようだけど。
因みに、年賀状の返事と出し損ねた場合とか
喪中で年賀状を出せない場合には
「寒中見舞い」を返すけど、
この場合も「寒の内」に。
だから、慌てて1月6日までは出してはダメだし、
立春以降は「残暑見舞い」の冬版
「余寒見舞い」と名前が変わる。
今まで生きてきて
「余寒見舞い」を貰った事は一度も無いけどね。