この時点で八重は12~13歳。
綾瀬はるかは比較的童顔とは言え、さすがにちょっと無理がありますな。
これが大河ドラマの悩みどころ、
いったいどこまで子役で引っ張るかと。
まあ、それよりも今回一番強烈な印象を残したのが
江戸幕府第13代将軍の徳川家定。
確かに暗愚、いや殆ど廃人同様だったとは言われてるものの
江戸城での米国総領事タウンゼント・ハリスとの謁見のシーン、
さすがにちょっと。。。
首を後ろに反らして、足をバタバタさせる動作
あれは一体何を示しているのだろうか?
家定は脳性麻痺だった?との説もあるから、
ひょっとしてその症状って事を表現しているのか?
それとも実際に家定が謁見時にこのような行為に及んだのであろうか?
因みに演じている役者は
一見、インパルス板倉かと思ったけど
「ヨシダ朝」氏。
元々は舞台の方で
現在ではテレビ・映画でも脇を固める役者として
顔を見たら「ああ~」と言うような
眼力の強烈な俳優さんですな。
【追記】
ハリスの「日本滞在記」の中に
『大君は自分の頭を、その左肩をこえて、後方へぐいっとそらしはじめた。同時に右足をふみ鳴らした。これが三、四回繰り返された。』
との記述があるので、これは実際の行動らしい。
『脳性麻痺などが原因となるアテトーゼの人が緊張して言葉を話そうとした際に生じる不随意運動』
と解されてる。