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〔NHK大河ドラマ〕平清盛 最終回 「遊びをせんとや生まれけむ」 低視聴率に苦しんだ理由は?!

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今年のNHK大河ドラマ「平清盛」は数学だった、
そう思っている。

思えば1月9日第1回放送の後のブログできっどさんはこう書いている
『過去二回の大河の舞台
幕末、戦国時代と違い
「平清盛」の舞台である平安末期は、
きっどさん不案内である。

だから今回はドラマを観て勉強していきたいと思う。
人物関係図もなんとなくしか判ってないし
そもそも姓が平家・源氏ばっかりで区別つき難いし。』

だからこの後、毎回の放送後、ブログの記事を書くに当たって
清盛・平家・源氏関連の書籍を読んだり、ネットで調べたり
自分の知識の足らない処を補っていった。
そうして、今まで断片的だった
「平安末期、源平の合戦までの時代」
を体系立てて勉強してみると、これ程面白い時代だったのか!
と改めて気づいた。
落語でしか知らなかった崇徳院の生涯なんてオカルティズム好きには堪らない筈。

そんな、予習復習をちゃんとして、毎回の放送を欠かさず観たきっどさんには
たぶん、ここ10年くらいの大河ドラマでは一番楽しめた「名作」だったのに比べて、
観たり、観なかったり、勿論予習復習なんぞする筈もない、
そして元々「平清盛って確か太政大臣になって、神戸に都作って、飯を奢って怒られた人やわな~」
程度のきっどさんと同レベルの知識だった人々は一回でも見逃すと、
もう次からは何の事か判らない。
NHKは必死でHPという「サブテキスト」で判り易く説明してくれているが
そんなんをネットで検索する「向学心の高い生徒」は元からちゃんと放送を観るて。

そう「平清盛」は「数学」と同じだった。
きっどさんにはちっとも理解出来ないが
サイン・コサイン・タンジェントやらもう何の意味かも判らん「数学」も、
実はとっても「面白い」学問らしい。
ただ国語のような「なんとな~く」でもある程度理解できる教科と違い
ちゃんと基礎から体系立て手勉強しないと、
どこかで「落ちこぼれて」しまうと、もうその次からは何のこっちゃ判らなくなる。
予習復習して、毎回毎回の授業をきっちり理解して積み重ねた者のみが辿り着ける境地。
でも残念ながら「数学」と違って「平清盛」を理解できずに落ちこぼれても誰も困らない。
「数学」できずに成績が落ちると親や先生に怒られるわ、進学先も限られるわ、
だけど「平清盛」が判らなくなっても誰も困らない、次回の放送から観なくなるだけ
学校の成績が低下する代わりに、視聴率が低下するだけである。

戦国や幕末の、皆が知ってる時代の大河なら
途中に視聴率が低迷しても
「本能寺の変」「川中島の合戦」や「池田屋事件」等々のビックイベントがカンフル剤になるんやけど
この時代の誰もが知ってるビックイベント一ノ谷や壇ノ浦の源平の合戦は清盛が死んだ後がメインやしなあ。

という事で「平清盛」はNHK大河ドラマの記録を更新するような低視聴率を叩き出してしまったが、
内容は決して悪くない(特に前年の子供騙しに比べたら)
いや、毎回欠かさず放送をチェックしている方々からは評判の高い
久々のちゃんとした「大河ドラマ」だった。
そしてきっどさんは思い切り楽しめた!
平安末期のこの時代に対して一気に興味が湧いてきた。
ドラマ本編も終わった事だし、来年1月14日までの「KOBE de 清盛 2012」
清盛縁の兵庫の地に足を運んでみようかと思う。

そして年明け1月6日からは平成25年の大河ドラマ
「八重の桜」が始まる。
綾瀬はるかは好きやんねんけど、なんかなあ~
いやいや喰わず嫌いはあかんあかん。


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